コートを着ても“顔まわりがボケない”!?

コートを着ても“顔まわりがボケない”
11月垢抜けカット&レイヤー特集
11月になると一気にファッションの主役がコートへ移り、髪の印象が大きく変化します。特に首元を覆うアウターが増えることで、“顔まわりに情報が集中しすぎて重たく見える”“一気に老けて見える”“せっかくのヘアが服に負ける”という悩みが増えるのもこの季節の特徴です。つまり、秋冬こそ「顔まわり設計=顔の印象そのもの」。ここを曖昧にしたまま冬を迎えるのは非常にもったいない選択です。
BELLEGLOW ALPHAがこの時期に強く推奨するのが、“首元の服を着ても空気が逃げるレイヤー設計”。特に以下3タイプは、冬アウターと最も相性が良く、「何もしていないのに洒落て見える」状態をつくりやすいバランスです。
① コンサバ寄りなら「前髪〜フェイスラインのだけ内に入るレイヤー」
耳後ろはタイト、顔まわりだけ自然に前へ落ちるレイヤーは、ハイネックやチェスターコートとの相性が抜群。巻かなくても“横顔で色気が出る”設計。
② 洗練重視なら「前髪なし × 目の下〜頬骨でくびれるインナーレイヤー」
いわゆる“あえての大人ニュアンス”設計。顔出しの比率が増えるので、コートに負けるどころか逆に立ち上がる。オフィス・北新地両対応型。
③ ワンホン寄りなら「エラをぼかす“縦落ちくびれ”+表面の透けレイヤー」
巻き有無どちらでも成立。暗髪でも“艶のグラデーション”で立体感を確保できるため、写真・動画で最も盛れる構造。カラーとセットで提案したいタイプ。
カットの正解は「かわいさ」ではなく、「服の上に馴染む余白」。
特に首元に“空気の抜け道”を残す設計かどうかが、垢抜けの分岐点になります。
11月は、コートを着たときにこそ差が出る髪を仕込む月。
“サロン帰りだけ綺麗”ではなく、“日常で浮かずにおしゃれ”を成立させるためのレイヤー設計を、このタイミングで整えておくことが大切です。