冬のイルミに映える髪とは?
12月の“美人見えヘア”完全ガイド
12月の街は、イルミネーションや看板、店内照明など、光が多い環境になる。実はこの「光の多さ」こそが、髪を美人に見せるか、逆に粗を目立たせるかの分かれ道だ。輪郭、ツヤ、動き。そのすべてが光に拾われるからこそ、12月のヘアは“形”より“見え方”が重要になる。
BELLEGLOWALPHA美容室では、冬のイルミネーションを前提に、髪がいちばんきれいに見える条件を設計している。ここでは、12月に押さえておきたい“美人見えヘア”の考え方を整理する。
1. イルミで差が出るのは「ツヤの有無」
夜の光は、強い陰影をつくる。そのため、パサついた髪は影を落としやすく、疲れて見えがちになる。一方、表面が整った髪は光を均一に反射し、輪郭まで柔らかく見せてくれる。12月は巻きの強さより、表面のツヤを最優先に考えるのが正解だ。
2. 細かく巻かないほうが美人見えする理由
イルミネーションの下では、細かいカールは影が増え、髪が散って見えやすい。おすすめは、大きめで流れのあるカール。動きがまとまることで、光を拾う面が広がり、上品な立体感が生まれる。結果的に、顔立ちまで整って見える。
3. 顔まわりは「光が当たる前提」で設計する
12月は写真を撮られる機会も増える。正面だけでなく、斜め・横から見られることを前提に、顔まわりの毛流れを作ることが重要だ。強く出しすぎない後れ毛、影を落とさない分け目。この細かい調整が“なんとなく綺麗”を作る。
4. イルミと相性がいいのは「タイト×柔らか」
全体をふわふわにすると、光の中では散漫になりやすい。反対に、タイトすぎると冷たい印象になる。表面や顔まわりはタイトに整え、毛先や下のラインだけに柔らかさを残す。このバランスが、冬の夜に一番映える。
5. コートとの関係まで含めて完成
イルミを見る日は、ほぼ確実にコートを着る。襟で擦れて崩れるヘアは、どれだけ綺麗でも途中で印象が落ちる。襟足をすっきりさせる、重さを下に集めるなど、アウター込みで設計されたヘアは、夜まで美人見えが続く。
12月の“美人見え”は、盛りすぎないことから始まる。
光にどう見えるかを理解し、ツヤとラインを整えるだけで、同じ人でも印象は驚くほど変わる。
BELLEGLOWALPHA美容室では、その日の服装や過ごす場所、当たる光まで含めてヘアを組み立てている。冬のイルミに負けない美しさは、偶然ではなく設計で生まれる。
12月こそ、髪の見え方にこだわる価値がある。